犬と共に暮らすしあわせ

大切なワンちゃんと長く暮らす為に飼い主さんができること

犬は遺伝や体型によってかかりやすい病気が異なります。例えば、プードルは目・耳の病気になりやすい、ダックスフンドは椎間板ヘルニアになりやすい、といった傾向があります。
寿命も小型犬、大型犬など体格によって異なります。
一般的に小型犬の方が大型犬よりも長生きする傾向があるといわれており、寿命は平均15歳前後といわれています。
こちらはあくまでも平均的な目安となりますので、もちろんもっと長生きする子もいます。
愛犬の遺伝的、あるいは体質的にかかりやすい病気を知り、気を付けながら毎日を一緒に過ごせると良いですね。

普段から爪切り、歯磨き、耳掃除、ブラッシングなどこまめなお手入れをすることはワンちゃんの病気予防にもつながります。
予防接種も健康で過ごすための大切な方法です。
人間と違って話すことができない愛犬の健康管理は飼い主さんの役目。常日頃から体調変化などの異変に気付けるように意識しておきましょう。
毛並を整えるトリミングも健康管理の一つ。月に一度はサロンで皮膚をチェックしてもらうのも長生きのコツです。


毎日のドッグフードやおやつをあげすぎてしまうと肥満の原因に。人間と同じように肥満は心臓や関節等への負担が大きくなり病気になるリスクも高まります。
犬は自分で食べる量を調節できないので飼い主さんが適切な量とタイミングを守って与えてあげましょう。
手作りのごはんを与えている飼い主さんは栄養バランスや量に気を付けて与えましょう。
便や尿のチェックも欠かさずに。腸内環境を整えるサプリメントもあるので気になる飼い主さんは獣医師やトリマーに相談して与えてみるのも良いですね。


十分な運動は足腰を鍛えるだけでなくストレス発散にもなります。「おもちゃで遊ぶのが好き」「ドッグランで走り回るのが好き」など愛犬の性格を考慮して運動させてあげましょう。
子犬の頃から適度な運動量の散歩をしたり楽しく遊んだりすることで体力がつき元気なワンちゃんに育ちます。
ただし、老犬になってからの過度な運動は体力の消耗やケガにもつながるので愛犬の様子を見ながら時間を考えて行うと良いでしょう。

毎日、優しく撫でてあげたり、話しかけたり。家族の一員ですから人間と同じように接して毎日愛情をかけて育ててあげましょう。
ストレスをかけないように過ごしやすい環境を整え、愛犬の異変を察知してあげるのも大切。
「一緒にいて幸せだよ」という気持ちはワンちゃんにも伝わります。長生きの秘訣は「毎日を幸せに過ごすこと」かもしれませんね。